○127日目(2/16木)初風呂と粘土とミラーシート


 

今日は1日遅れの1日テレワークデイだ。

部屋につくと、まずはミラーシートの確認。

 

 

「今、いい話とわるい話がある」場合の「いい話」を先にするとしよう。

 

2番目に貼ったシートはばっちりだ。どこも剥がれることもたるむこともなくばっちりだ。

初代は残念ながらべろっとはがれてしまっている。まぁ仕方ない。帰りがけにでもなおそう。

とりあえずコーヒーを入れて仕事の臨戦態勢を整える。

 

今日はアマゾンでたのんでおいた粘土がきた。

9:09にもうついたらしい。今日の配達の最初の場所の栄誉にあずかれたのだろうか。

 

夕方には粘土だな。

 

 

とりあえず今日はめっちゃ冷えるじゃないか。

足の先が冷えすぎていたいくらいだ。

 

ずっとくすぶっていたことだけれども、僕はついに決意をした。

・・今日、部屋の風呂を使う。

 

ガスを開栓してからはや2か月は経っただろうか。

そしてバスタオルを用意したのはまだあたたかい日差しの残る10月だったと思う。

 

ついに、ついに風呂を使うぞ。

お湯をためるぞ。

 

10分のタイマーをかけてお湯を待つ。

 

10分後にタイマーがなると、結構お湯いっぱい。

 

てかすこしぬるい。追い炊き追い炊き・・・追い炊きボタンどこ?

 

ないの??!まじで?

そんなことってあるんか!

追い炊きできないなんてもはや冷めていくのをまつだけじゃないか。

エコじゃないぞ。

 

文句を言ってもしょうがない。

お湯・・も結構ぬるめだな。熱めに温度設定しといたのにぬるめだ。追い炊きもできないなら・・

 

僕はおもむろにお風呂の栓を抜き、1/4ほどお湯をぬきつつ、シャワーからさらに熱いお湯を体経由で注ぐ。

 

多少はマシになったな。

 

電気を消して換気扇も消して(うるさいからね)はいる風呂は静けさが最高だ。

15分は入っただろうか。

 

ちょっとぬるくなってきた。…追い炊きできないからな…

 

僕はさめていく温度の中で、いつ上がろうか考えあぐねていた。

お湯が冷えれば外に出たくなくなる、外に出なければさらにお湯は冷えていく。

このループを延々くりかえして僕はついにそのときを得た。

 

あがるぞ。

 

さむい。さむい。

バスタオルにくるまる。

 

とんだお風呂体験だったな。

僕は服を着ながらなにをしようか考えていた。

 

粘土だな。

 

なにをつくろう。

人の顔を学ぶ、人の造形を学ぶ、というのが目的だ。

まずは顔でも作ってみるか。

なににしよう。

うーん、

大久保利通にしよう。

 

ネリネリする。

なかなかむずかしいな。

ヘラを買わずにまずはやってみようと思ったが、ヘラなしでは粘土に凹凸をつけることはできないようだ。

とりあえずは耳も鼻も目も全部手元でつくってから顔にくっつけていこう。

顔をしっかりねりあげて輪郭をつくり。

うーん、写真から立体をつくるのは結局一面からしか見ていないので全体の形をつかむのはむずかしいな。

おなじ立体のロダンの考える人みたいなのをもってきてそれをまずは模写・・模粘土?したほうがいいな。

 

お粘土おねえさんみたいになれるようにがんばるぞ!と意気込んで、でもできあがりはプロじゃなくていいと。

たのしむことをまずはたのしみたいのだ。

下手でもいい、まずは触れる形にする、というのを味わいたいんだ。

 

できた。

明治の偉人、大久保利通卿

 

なんかすいません…。

 

ヒゲの部分がなかなかむずかしかったな。

つ見ても思うが、大久保卿は天海祐希にどことなく似ている・・実写版で放送するときはぜひ男装の麗人よろしく抜擢してもらいたいものだ。

 

 

 

 

徳永英明の「もう一度あの日のように」を聞きたくなるような洗濯日和だ。