今日は仕事を休みにして部屋に来た。
休みなので電話を気にせず、お昼の休憩も気にせず過ごせるのは快適ではある。
ただ、休みを取ってまで部屋に来る必要があるのか?と言われれば、「その価値はある」けれどもどこかに行ってもよかったかもしれない。
でも、どこかに行くのは部屋を借りてないときに行ける。部屋を借りているという限定期間でできるこの「部屋活」とでもいうべき体験は今だけだ。
なるべく時間をここに割いて、部屋活動を充実させたいものだ。
今日は隣が静かだ。出かけているのだろうか。
静かなのはいいことなのでそれは意識の外に置こう。
相変わらずミラーシールはすこしたるんでしまっている。
そろそろすこし剥がしてピンと伸ばして張り直ししないといけないかもな。
と思っているうちになんとなく体を動かしたくなってきて、昔おぼえた振り付けを10分ほど練習してみる。
悪くない。
姿見の鏡ほどバッチリではないが、これはこれでちゃんと移っているし、手の角度や全体的な動きがあっているかどうかはちゃんとわかる。
息があがったところで終了。
実際に使ってみて思ったが…これはアリだな。
あとはダブつき対策をすこし考えねば。
そんなうちにあれもこれも思考が広がっていく、いろいろな企みがわいてくる。
静かな部屋、誰もいない場所、いろんなことを考えて整理するかけがえのない時間が滔々と流れていく。
何かの作業が完了していくわけではない。だけど、普段考えていることを整理し深化させることができる。誰にもこの領域をおかされることなくそれができる。
これもまた素晴らしい体験だ。
寝ていたらしい。
外のアスファルトを車が雨をはじく音のようなもので目が覚めた。今日雨が降るのだったか?
カーテンを開けると、降っている。そうか。
傘は折り畳みがちゃんとカバンに入っている。今日は薬局に買い出しだ。
自転車は乗ってないな。もうすこしあったかくなったら乗るだろうか。
ペットボトルのお茶を3本、ポテトチップスをうすしお、コンソメ、のりしお、と購入した。
これで最低限部屋生活に不自由はしないだろう。
この部屋、できれば半永久的に借りれないかな。僕のオフィスとして使い続けたいんだけど。
それには先立つもの、それだけ。
株でも真剣にとりくんでみるか。
真剣に取り組んで儲かるものか。
まぁやってみるさ。