もう10日ほど部屋に行けていない。
都合上で仕方ないことだけれども、なんだか損した気にならないでもない。
引き払いもすこし頭の片隅に浮かんでくるが
そもそも部屋を借りた理由は毎日使うわけでもなく、日々のすこし余ったしまった時間を無為にしないためのバイパスとして置いてあるわけだ。
そこを見失わなければこれくらいの空白は気にするほどでもない。
ここ最近が充実して余ってしまう時間がないわけではないが、まぁいつでもいけるという心のよりどころとしては常に機能しつづけるから、今はまだこのままでいい。変に損しているのでは?とかイチイチ考えることが損だと思える。
時間を買ったのだ。余裕を買ったのだ。
それを忘れちゃあいけないぜ。
目に見えないものを買うときに、その人間の器ってのが出るってもんだ。
なら、せっかくならその器を広げるチャンス、もらってやりましょうものにしてみせましょう。
非日常ならではの経験を積むことができる機会を無為にするのはもったいない。